2014年10月26日

2014年ドラフトのこと

例年に比べて「不作」と呼ばれた今年のドラフトですが、
得てしてそういう時ほど後の名選手は生まれるもの。
「育成」と「即戦力」、各球団の思惑や成功度はいかに。
見たことのある選手を紹介+少しの反省をしてみましょう。

中日ドラゴンズ
○6位 井領雅貴 外野手 左/左 JX-ENEOS

桐蔭学園から入社し早々に頭角を現すように。
体格はどちらかというと小柄ですがパンチ力もありいい打者だと思います。
何より名門チームでずっと主力を張ってるという、
雰囲気みたいなものがありますよね。

写真は2012年のパナソニック戦での一発ですが(古いしボケてる)、
しっかりと振れる分打球は飛ぶというヤツです。
それと今年の都市対抗でのホンダ鈴鹿戦でのセンターへの一発。
指名まで年数はかかりましたが、これで機は熟したというとこでしょう。

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○1位 野村亮介 投手 右/右 三菱日立パワーシステムズ横浜

高校時代から評判の長身右腕。
社会人3年目でのトップ指名はお見事の一言です。
静清高校時代の投球は力のある真っ直ぐに緩いボールのコンビネーション、
そして気迫こもった表情が特に印象的です。
当時は大学か社会人で揉まれたらおもしろいかなと思いましたが、
まさかドラゴンズの一員となるとはです。

「即戦力」と評されますが、まだまだ伸び盛り。
社会人時代同様高いレベルの空気を吸ってどんどん成長していってほしいですね。

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○土肥寛昌 投手 右/右 Honda鈴鹿
東京ヤクルト6位

元西武土肥義弘を親戚に持つMAX149キロ右腕。
1年目から都市対抗予選の先発を任されるなど早くも台頭。
確かにスピード自体は140キロ台後半は出る。
とはいえ、少し気になるのはスピード程の速さを感じないところ。
体格は恵まれているので、これからプロのトレーニングを積んだら、
ボールの力も出てくるのでしょうけどね。
変化球はスライダーとシュート系のボールも少しかな。
ウイニングショットはほしいところですね。
戦力としては、短いイニングを真っ直ぐで押すのか、先発で粘り強くいくのか、
この辺はチーム事情と照らし合わせて、だと思います。

ドラフト直前にははずれ1位候補として名前も挙がりましたが、
この順位が妥当なところかな。

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○中元勇作 投手 左/左 伯和ビクトリーズ
東京ヤクルト5位

まさか今年指名があるとはですねぇ。
今年の都市対抗ではJR西日本の補強で呼ばれて1試合に登板し、
昨年は自チームで出ていますが登板なし。
2012年はチーム初のベスト8に貢献をしていますが、それでも2回戦ではKO。
去年の夏前ぐらいは候補として賑わしてましたけどね。
特にヤクルトは、2012年伯和に補強された江村(ワイテック)を獲得しているので、
今回は何だか不思議な指名となりました。

中元は変則なサウスポーでありますが、
このタイプはいかに左打者のアウトローに真っ直ぐを投げ込めるかだと思います。
むしろそれしかない。
課題が明白な分伸びる可能性はあると思いますが、
その江村や九古が長続きしていないのを見ると、中元にはその系譜に乗っかってほしくないなというところです。

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○竹下真吾 投手 左/左 ヤマハ
東京ヤクルト1位

ヤクルト3連発です。
さて、1位の竹下です。
この投手も土肥同様1年目から大事な局面を任されるなど早くから台頭してきました。
何と言っても魅力は140キロ台後半の力強いストレート。
上背はそれほどでもないけど、角度があっていい投手だなぁという印象です。
ボールを叩き付ける変な癖が出ないように、小手先の投球にならないように。
今年の都市対抗予選では、去年見た時ほどのインパクトはなかったのですが、
補強で呼ばれた都市対抗でも好投し、外れとはいえ見事1位指名の栄誉を勝ち取りましたね。

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○高木勇人 投手 右/右 三菱重工名古屋
読売ジャイアンツ3位

高卒7年目でようやくお声がかかりました。しかも巨人の3位。
野球雑誌で「本人は下位でも辞さない。今年は指名当確」というのを見て、
うれしさ半分、疑い半分でした。

確かに早くから試合でも投げるようになりましたが、
局面局面での脆さがあったり、どこか不安定なところがありました。
また、プロの二軍でもそうなのですが、
4〜5年目はどうしても停滞してくるもの。その中での再浮上ですから期待したいものです。

巨人としては越智を放出したわけですから、この辺の穴埋めの期待でしょうか。
三重海星では黄金期を築いた湯浅監督最後のエース。
最後の夏は中井大介擁する宇治山田商業に完敗。これも縁ですね。

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○高木伴 投手 右/右 NTT東日本
オリックス4位

昨年の都市対抗ではルーキーながら先発し東邦ガス相手に好投。
バランスのいいフォームから140キロ超の真っ直ぐに、
スライダー、落差の激しいフォークボール。
11月には侍ジャパンにも選出。

順調に伸びれば今年の社会人ではNo.1とも思ったのですが、
今年は不調などもあり結局4位指名。
それでも、さすがNTT東日本という投手の作り方。
素材はいいだけに一つきっかけさえ掴めればきっちり戦力になってくれると思います。

幸いチームには社会人出身の投手も多いですからね。
あわよくば小松なんかも復活してほしいところです。

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というところで古い写真も織り交ぜながらの振り返り。

最後はドラゴンズのまとめです。
今年のドラフトは高校生なしということでいわゆるオール即戦力。
2004年の11名指名の時とよく状況が似ています
(2位が九州の大学生というのも同じ)。
将来性がないとか言われますが、当時の11名も5人が今季まで現役でした。
今年の選手も一人でも長くできればいいと思いますね。

今回は社会人から内野手、外野手、大学生で捕手を指名しているわけですが、
これは今いる選手への強烈なメッセージでもあるわけです。
永、石川、井領、遠藤などはアマチュア時代は名を馳せた実力者がどこまで空気を変えていけるか。

今から来年のチームがどうなるか楽しみですし、
数年後いい振り返りができればいいですね。
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2010年10月29日

2010年ドラフト結果は…

今年度のドラフト会議が終了しました。
17時からテレビの生中継があったり、
最新機器を駆使したり、ドラフト会議もいろいろと工夫をしているようです。
大変いいことだと思います。

司会者って、すぽるととかのナレーションの人で、
サッカー日本代表や天皇杯決勝のDJと同じ人なんだってのが少し新鮮な驚きでした。

2010年ドラゴンズの指名選手は
1位 大野 雄大 佛教大 投手  左/左
2位 吉川 大機 PL学園 内野手 右/右
3位 武藤 祐太 ホンダ 投手  右/右
4位 森越 祐人 名城大 内野手 右/右
5位 関  啓扶 菰野高 投手  右/右

の5名。
育成枠はなし。

各選手の名前や戦績ぐらいは知っているつもりですが、
生で見たのは森越の、しかも高校時代という有様ですので、
あくまでも感想を(たぶん長いです)。

今回のドラゴンズのドラフトは、一言で「よかったな」と思います。
巨人とケンカをしてまで澤村に行くよりは、
やや手薄な左腕投手を埋める方が優先度は高いと思います。

川井、小笠原が今年以上に働けばいいし、
岡田、小川も成長を見せればそれでいい。
大野のケガがどこまで深刻なものかはわかりませんが、
そういった投手を指名できるのも、今のドラゴンズだからこそ。

落合英二や吉見もそうですし、
高橋聡だってあんなに屈強な投手になりましたからね。

時間をかけて出てきてくれればいいし、
出てきたときにどこまでスケールアップしているのか。

やっぱり、これが地方大学出身選手の楽しみだと思うんですよ。
「プロのトレーニング積んだらどうなるの?」
「周りが凄いピッチャーばかりでどんな化学反応起こすの?」

0か100でもいいんだけど、
その100がどれぐらいか想像できないのが最高です。


もっとも、中スポの「澤村報道」は一切信用していませんでしたけどね(笑)。
大した根拠はないのだけど、ここで馬鹿正直に澤村なんて行ったら、
何の為に新聞社がバックについているんだろうというところです。
結果的には一本釣りができ、“相思相愛”って感じがいいですね。


2位の吉川は、
年齢構成的にも適役の指名でしょうね。
さすがPL!というところを見せてほしいな。
井端のようになるのか、坂本のようになるのか、
はたまた外野もできるとのことで、どのようなタイプに成長していくのか。
楽しみです。


3位は武藤は、
今季のホンダの主戦を務めました。
しっかりとした下半身にまとまりのある投手だと思います。
来年再来年と山内、岩田あたりと先発を争えるようだとおもしろいですね。

また、昨年6位指名を拒否した諏訪部は指名されず。
今年はどうにも不調が目立ちましたね。
特に投手の場合は入れる時に入った方がいいと思うけどな。
変に勘違いしたり、周りも気を遣ってしまうし、あまりいいことはない。
ホンダだって毎年いい選手が入ってくるし、
一度狂った歯車を戻すのってかなり大変ですよね。
ま、来年は上位で指名されるようがんばってください。



4位の森越は愛知啓成−名城大の地元選手。
守れる選手というのはやはり魅力的です。
意外な高評価と言っては失礼でしょうか。

先日のテレビ番組で法元元スカウトも絶賛していましたが、
法さんずっと追いかけてたもんなぁ。
今回の指名はかなり喜んでおられるのではないでしょうかね。


5位は菰野高校の関。
まずは体作りとフォーム固めでしょうか。
がっちりした体型で、先輩の西(オリックス)とは少し違うタイプなのかな。
小熊あたりとの出世争いは楽しんで見させてもらえればなと。

入団会見までしっかりと眉毛を養生しておいてね。
いかにも三重の田舎の子(生まれは愛知は半田ですが)って感じやゾ。
実際そうだが。



今年の指名選手を見ても、
しっかりとポイントを抑えて将来を見据えているなと感じます。
欲を言えば左打ちの内野手がいればよかったのだけど、
候補生や指名順のバランスもありますからね。
島根・開星高校の糸原くんをプロで見たかったけど、
少し先の楽しみにいたしましょう。


他球団を見ると、
理想的な指名をしたのは日本ハムでしょうか。
斎藤、乾、榎下と評判の大学生投手を3人、
愛工大名電の谷口も稲葉の後釜として育てられるのでしょうか。
しっかりとリサーチして素晴らしい指名だと思います。
しかし斉藤勝もまさかこのタイミングでプロ入りとは驚きましたね。


広島もいい名前が並んでいますが、
ちょっと素材型が多いような気がしないでもないのですよね。
しっかりと育てられればいいのですが…。
「焦ることはない」と言いながらもチーム事情がそうさせてくれるかどうかだし、何年もファームにいてはダメだしね。
難しいところです。


あとは全体的にですが、
今年は報道見てて、やたらと「僕は中継ぎをやりたいです」というコメントが目立ったのは残念でしたね。
「○○上位指名へ! ○○を貴重な中継ぎで期待」
とかね。
適材適所はあるし、それだけ分業化が進んだ証でもあるし、
「ピッチャーは先発やろ」ということも言いません。
けど、入ってもいない世界で自ら可能性を狭めちゃう気がして嫌だし、前言と矛盾するかも知れないけど、中継ぎ前提で上位で指名するのってやっぱり抵抗あるんですよね。

みんな今まではバリバリ先発でやってきたんでしょ。
何、中継ぎでいいのでちょっとでも…って?
そんなんでいいのかよって思ってしまいます。

今の世相なんでしょうが、バカでも勢いのいい選手が減ったなぁと思います。


最後は見たことある選手について触れようかなぁと思います

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横浜3位指名 荒波(トヨタ自動車)
横浜高校、東海大、トヨタ自動車といわゆるエリート街道を歩んできましたが、3年目にしてようやくお声がかかりました。
守備、走塁はいいけど、好不調の波が激しかったり、プレーが少し軽く見えるきらいがある。
横浜の外野陣は下園がレギュラーを取りかけ、松本も頭角を現してくるなど絶賛世代交代中。
その波に乗っていけるかな


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楽天2位指名 美馬(東京ガス)
公称168cm68kgと小柄ながら、
投げ込まれる真っ直ぐは150キロを超えることもしばしば。
連投をどこまでこなせるかと、抜いた変化球がカギになってくるのではないかと思います。
背で悩む野球少年たちの星になってほしい

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横浜1位指名 須田(JFE東日本)
写真は昨年のホンダの時のもの。
土浦湖北高校時代から注目をされ続け、
この人もようやく声がかかったかという印象。
年々成長しているし真っ直ぐも速い。
かつていた矢野英司と少し被るのだけど、
社会人出身のドラ1投手は活躍できないという変な系譜に入らず、ドラフト1位らしい活躍をしてほしいですね。
つか高崎も高宮も小林も来年はしっかりやっておくれ


以上。
当然ではあるけど、年々ちゃんと見た選手が減っているのは残念だなぁ。
最後の最後だけど、
この地区では三菱名古屋の高木や三菱岡崎の宇田川が指名ありませんでしたね。
まぁ、来年に期待しましょう。
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2008年11月03日

ドラフト指名選手雑記

当たり前かもだけど、
指名された選手で年上というのが少なくなり、
また、見たことあるという選手もかなり少なくなってきてしまっている。

そんな中、少ないですが、
順不同で行きましょ〜う。

オリックス3位
西 勇輝 投手 菰野高

三重が生んだ怪腕。とでも言いましょうか。
しなやかな腕の振りから繰り出される真っ直ぐは、
キレ味抜群でスピードも140キロを超える。

この投手の最大のよさは、
スポンジのような吸収力と、これからまだまだ伸びそうという期待感。

しなやかでバランスのよい体使いはセンス抜群。
正直、いつもニコニコで、見るからに自由すぎるため、きっちり鍛えたらどうなるのか。

同郷の梅村(三重高出身)も同じようなタイプ。
たっぷり切磋琢磨してくれよ!

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また、同じく指名が期待された、
宇治山田商業の平生投手は、社会人の西濃運輸に進むそうだ。
体を作り直して、再びプロに挑戦できるよう、がんばってほしい。

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千葉ロッテ1位
木村 雄太 投手 東京ガス

いろいろ見て回って、ようやくロッテの指名をこぎつけた大型サウスポー。
木村を見て印象的なのは、
相手がいい打者であればいい打者であるほど、
ボウボウ燃え上がるところ。
しかも、「どうだ」と言わんばかりの表情で、
バッターボックスへ1歩2歩と進む姿は、
正直バッターはいい気はしないと思う。

大型で、どうしても未完成にみえがちだが、
短いイニングなら案外早く出番はありそうなもの。
気が抜けたときにどうなるかは、正直わからん。

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(06年)


巨人4位
橋本 到 外野手 仙台育英高

甲子園でも大活躍したセンス抜群の外野手。
昨年も一括ドラフトだったら、藤村大介はこれぐらいの順位だったのかなぁとは思う。

2人揃って期待されているのは、ポスト鈴木尚か。
亀井ぐらいは行ってほしい気もするが、
逆に、亀井はまだまだこんなもんじゃないと思ってる。
高校時代の期待度からすると全然だ。

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ヤクルト5位
新田 玄気 捕手 パナソニック

この人も、やっと指名があったという印象。
と、言うよりも自分が見ているときはよく打つからかも。
もっとも、それだけ大舞台に強いということだ。

捕手の経験は浅いが、肩は強く、
松下電器ですぐにレギュラーを獲ったことからも資質は高い。
福川や小野など、打てる捕手大好きの、
まさにヤクルトにうってつけの捕手だと思う。


横浜2位
藤江 均 投手 東邦ガス

東邦ガスに転籍をし、
今夏の都市対抗では快刀乱麻のピッチング。
細い体をムチのようにしならせて投げ込む姿は、
なかなか見ごたえがある。

夢がかなうことの素晴らしさというか、
本当に努力の人だと思う。

年々体も大きくなっているし、
どちらかというと横浜にはいないタイプ。
ケガさえしないように。
期待しています。


日本ハム3位
矢貫 俊之 投手 三菱ふそう川崎

190cmの長身から投げ下ろす真っ直ぐは140キロを優に超え、
変化球もストンと落差がある。

今夏の都市対抗では4回を無失点。
ここで一気に評価を高めたかな。

いろいろ変化球を交えて討ち取るよりも、
力のある速球で押し込むタイプには見えましたがどうでしょう。
いずれにしてもまだまだ素材だとは思います。
即戦力というよりは、2年目3年目で勝負でもおもしろいんじゃないかなと見ています。

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4位
土屋 健二 投手 横浜高校


野手でも評価の高いサウスポー。
クレバーであり、身のこなしにセンスを感じる選手でもあります。
投手としては、特別すごいボールをほうるわけじゃないけど、
ここぞの力の入れ方を知っているというか、
やっぱり頭のいいコなんだろうなとは思います。

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7位
谷元 圭介 投手 バイタルネット


都市対抗では、この人を見れたのはよかったなぁと思います。
166cmの小柄から投げ込むストレートは威力抜群。
同じく小柄で活躍する武田久がいるので、入る先としては最高の環境でしょう。

体は小さいけど、キャパシティはまだまだありそうなところが、
また魅力。
グイグイいける度胸もあるし、拾いもんになればいいなぁ。

ちなみ、出身の稲生高校は、「いのう」と読みます。
鈴鹿サーキットと目と鼻の先。
鈴鹿の高校出身者は、西武の豊田以来ぐらいになっちゃうのだろうか。

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楽天1位
藤原 紘通 投手 NTT西日本

昨年の都市対抗で見ましたねぇ。
右手を下ろすフォームだけど、
コントロールの心配はないし、インサイドを突けるなぁ、来年かなぁ
などと見ていたら、何とトップ指名。

貴重なサウスポーですから、大事にされてください。

個人的には、同期の佐々木という同じく左腕や、
捕手の北崎もいい選手だという印象が強く、
今年一番みたいチームだったんですが、とりあえず来年夏までおあずけ。
右腕の秋山なども出てきたようだし、NTT西は楽しみなチームですね。


3位
井坂 亮平 投手 住友金属鹿嶋


うわー、コイツかぁ
まだ続けてたのかぁ
と、今回のドラフトでの最も驚きポイントでした。

藤代高校時代、センバツで四日市工業を1−0の完封勝利。
当時はひょろっとした体で、中速程度の真っ直ぐをコーナーに散りばめ、討ち取るスタイルでしたかね。

それだけならいいんですけど、
大会のガイドブックに、将来の夢に
「人気のあるプロ野球選手」って書いていたのが妙に印象的でして。
こう堂々と書くヤツってのは応援したくなるんです。
今回は、まずはその一歩だな、と、
君が沈めた四日市の程近くでこれを書いているわけです。


ソフトバンク5位
攝津 正 投手 JR東日本東北

機は熟したと言いましょうか、
ようやくプロの世界から声がかかりましたね。

真っ直ぐの球速こそ140キロ前後だけど、
チェンジアップなどを織り交ぜ、粘り強い投球ができる。

何と言っても大舞台での経験も豊富で、
精神的にもタフであると思う。

昨年も後輩の平野が先に西武に指名されて、
本当に複雑な気持ちを抱いたと思うんですよ。

高校(秋田経法大付)時代からずっと評判で、
地道に力をつけてきた投手。

小松や岸田、吉見もそうかな。
社会人の投手が1年目から活躍するのは、なかなか難しいですが、本当に期待しています。

あと、お顔は正統派のホークス顔。かな?
これがまたいいんだ。


〜主な指名漏れ〜

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福井良輔(JFE東日本)

小柄なサウスポー。
コントロールの心配はなく、安定感は抜群。
チームの主戦となって、来年晴れて指名を勝ち取ってほしい。


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藤本瞬(Honda鈴鹿)

これまた小柄なサウスポー。
素材はいいだけに、変化球の精度などの安定感を増していってほしい。


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杉本政紀(Honda鈴鹿)

ピッチャーらしい体型の右腕。
まずはチームでの立場を固めて、
東海地区を代表する右腕へと成長していってほしい。

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平手敬介(Honda鈴鹿)

都市対抗でバンバンアピールしたが指名はならず。
この手のタイプはなかなか声がかかりにくいとはいえ、
やはり残念だ。


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2008年11月02日

ドラゴンズの指名は7+2名の9名でした

久しぶりに高校、大学、社会人と一括で行われたドラフト会議。
選択肢が広がれば広がるほど、ドラマも生まれるわけで。

と言うことで、
やや間が空いてしまいましたが、まずはドラゴンズの選手から。

1位 野本 圭 外野手 日本通運

今年の社会人野手は、
この野本かホンダの長野というところ。
実際見ることはついぞなかったのですが、
大学時代から本当に絶賛の類しか見たことがないので、
実際はいかがなものかといったところでしょうか。

個人的におもしろいと思うのは、
監督はセンターで期待をしていること。
プロの、ましてナゴヤドームでいきなり守ることを期待されているというのは、これは最大限の評価だと思います。

「打撃はプロに入ったらイチから作り直す」
が持論の監督ですから、打つ方よりも、
足や守りを見られている分、将来性は高いのかなぁなどと思っております。


2位 伊藤 準規 投手 岐阜城北高

見たのは昨年の岐阜大会onTV。
何ともバランスのいい投げ方するなぁとか、
2年生だったら来年エライことだぞ…などと思ったのが第一印象。

2位で押さえることができたのが、ことドラフト最大の成功点でしょうか。
ドラゴンズの伊藤姓ってあまり記憶にないんだけど、
記録にも記憶にも残る投手になってください(?)


3位 岩崎 恭平 外野手 東海大

いわゆるプリンス。
夏前後の中スポに「竜の恋人」と唐突に書かれていた印象。
得意の広角打法が、いわゆる走り打ちにならないように。

ふいに、益田大介って今何してるのかなぁと思いました。


4位 高島 祥平 投手 帝京高
6位 小熊 凌祐 投手 近江高


甲子園にも出場した高校生右腕2人。
高島は、球速表示の割には…というタイプに見えたがどうか。
小熊は、いい体してるな、力ついてきたらおもしろいなという感じ。
今年の樋口のように、ケガさえなければファームでも出番は早いイメージはあります。
平井や清水昭の系譜かなー。


5位 岩田 慎司 投手 明治大

今回もっとも獲ってほしかった選手。
確か、ハムが熱心だという事前報道を目にしましたが、
木下、岩田と東邦の2枚看板を両方ハムにやってたまるかよ。
というしょうもない理由だけです。

今回唯一生で見たことのある選手でもある。
高校2年の秋、東海大会でした。
緒戦を勝った東邦は三重県1位の宇治山田商と対戦。
初回、この投手からレフトへ大ホームランを打ったのが、
ソフトバンクの江川。

あー、東邦のエースもまとまりがあって大人びてていい投手だけど、
江川すげーな…
ってもう5年。何とかせーよ。

その後岩田は準決勝で海星を破り甲子園行き。
なので、あまり好きではありません(うそうそ)。

時間をかけてでも、吉見のようになってほしいなぁというのが望み。

まぁ、逸れますが、
宇治山田商戦や、海星の選考など、
この秋はたぶん近年で最も後味の悪い大会だったと思いますね。
まぁ、ここでどっちかがセンバツに出ていたら、
三重の歴史もちょっとは変わっていただろう、なんて考えるのもおもしろいです。


7位 井藤 真吾 外野手 中京大中京高

堂上剛裕の起爆剤になってくれれば。
とりあえずは長い目で見てあげないといけない選手なんだろうな、とは思います。
こっちの「いとう」も、記憶にも記録にも(略

育成

加藤 聡 内野手 大阪産業大

高校か中学まではダルビッシュより評判だった
みたいな触れ込みがあったはず。
ケガ持ちみたいなので、とにかく焦らず。


小林 高也 外野手 東京弥生クラブ

いろいろ回り道をした末にたどり着いた育成、
というのもやや不憫な気はする。
自分の特徴を早く掴むとか、
新井や中村公など、2軍の主力を見てどう思うかだと思うんですよね。
気後れするのか、これなら行ける!なのか。

前者の確率は高いけど、そうなると断然厳しい。

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2007年11月19日

山あり谷あり 2007年のドラフト模様

夕方、ネットのニュースを見たら、
「大場はソフトB、加藤はヤクルト」
の見出しがパッと目に鮮やかに。
『今さら希望球団発表かね?』
・・・・今日がドラフトだったとは。

と言うわけで、ドラゴンズは、愛工大の長谷部投手を外し、
長谷部の高校の同級生、名城大の山内壮馬投手を1巡目に。
続いて日立製作所の谷哲也内野手を指名し、今年のドラフトは目出度く終了。

合計4人。
山内、谷、そして赤坂、樋口の、
少数精鋭ドラフトと相成りました。


さて、山内と谷。
とりあえずよろしくナ。

山内は実際見たことはありませんが、
写真で見る限りすらっとした体躯で、なかなかバランスはよさそうですね。

谷は社会人に入ってから本格的に野手転向。
鳴門工業時代に甲子園のマウンドで投げている姿を見た・・・はず。
この人はちょっと時間をかけるんだと思いますが、
岩崎と競い合って、いずれは1軍戦力となってほしいですね。


最近のドラフトはですね。
ちゃんと補強ポイントは押さえているのがいいなと。
「右ピッチャーがほしい!」
→クジに外れたとはいえ、3人get。
「荒木・井端の後継者を作りたい!」
→岩崎、谷のアスリート型の発展途上のショートをget。

右の本格派3人を獲ったのもうれしいけど、
個人的には今回の谷の指名はうれしいなぁ。

やっぱり、少々打てなくても、守れたり走れたりできる選手は大崩れしないんですよね。
今まで打撃優先の二遊間が多かったから、
守備がうまいのを入れたらどうなるか楽しみでした。

だから、岩崎とか谷とかに刺激されて、
最近方向性を見失いつつある森岡あたりは奮起してほしい。

で、柳田はそろそろ外野に転向させてもいいんじゃないか。
って、入団の頃から言ってる気もするけどさ。



他球団をいろいろと。
やっと中尾(JR東)が指名されたー。
でも池辺(新日石)と落合(JFE東)は今年も指名漏れ。
ヤクルトも中尾獲るのはいいけど、武内は何とするつもりなんだか。


楽天は長谷部のクジを引き、東京情報大の伊志嶺捕手を指名。
「そりゃー、当たりクジを毎年引いてるんだから」ってのもあるけど、
楽天はドラフト戦略がうまい球団だと思いますね。
結果的に渡辺直人や草野が戦力になっているし、
永井やナベツネもちゃんとやってる。
ここはいずれ強くなっていくんだろうなってのが、しっかりと見えますもんね。
金に物言わせてるわけでも、しっかりとしたパイプがあるわけでもないわけだから、余計にうまいと感じます。


東海地区では、川脇(東海理化)、蓬莱(王子製紙)の両左腕が指名ナシ。
っても、川脇が写真付きで候補に挙がるのが不思議というか感慨深いというか。
蓬莱にしても、まぁ、ちょっと評価が分かれるタイプなんでしょうねぇ。
ともかく、2人ともまだ若いんで、これからチャンスは十分あるはず。
今後の成長に期待したいところです。


最後に、何かさ、育成ドラフトで普通に高校生を指名してるのに違和感を感じるんですけど。
今日指名するんだったら、高校生と大学・社会人を分ける必要ないじゃん。
選手と球団でちゃんと話ができているのならいいけど、
ここに来て「はい、育成で指名します」なんて言われても困る選手もいるんじゃないのかな。
育成なんて、もうドラフト外みたいにして、期間を設けて自由競争にすればいいのに。
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2006年11月24日

2006年ドラフト会議 ドラのNew face

ドラフトも終わり、新外国人の話題もどんどん。
とりあえず今回はドラフトを振り返りつつ、補強のことについても触れましょうかね〜。

でもまぁ、「お年玉」には早いと思うんですよ。ソーサ。
「竜にでっかいお年玉 マグワイア獲得へ!!!」
過去10年でトップ5に入る見出しでした。
「泣くな○○!竜が待っている」も上位につけているらしいです。


ドラフト

希望枠 田中 大輔 捕手 東洋大学

ここ数年叫ばれているポスト谷繁へ、大学No.1との呼び声高い田中を獲得。
前田以下の捕手がいない現状では、捕手の補強は急務でした。

ウリは強肩。
打撃面よりもまずは守備面ですね。
正直、今のファームの捕手陣は打撃はみんな似たりよったりです。
なので余計に守備が大事ですね。


浅尾 拓也 投手 日本福祉大学

しつこいけど、背格好が似ている福沢のようにはならないでほしい。
そして、ゆくゆくはプロ野球aiの表紙を飾ってほしい。どちらかというと、こちらが本音かな(笑)
細い体だってピアスの穴だっていいじゃない。
「○○っぽくない○○」って大好きなんですよ。
政治家っぽくない政治家、漫画家っぽくない漫画家、野球選手っぽくない野球選手…。

だけど、今週号の週ベに浅尾のインタビューが載っているけど、
失礼ながら、意外にしっかりしているんですよね。
ドラフト前には体重が減ったとか寝れなかったとか、結構繊細なタイプかも知れません。
きっちりと目標設定していますしね。

化ける雰囲気は持った選手なんだよなぁ。


菊地 正法 投手 東邦ガス

知らなかったけど、東邦ガスからは初のドラフト指名。
チームの休部(三菱岡崎)による移籍、都市対抗でエースとしての登板など、いろいろある投手です。
昨年は年間通して、160回ほど投げて奪三振は80個。
まずは長峰や川井、佐藤亮あたりと争うことになるのでしょうか。


岩崎 達郎 内野手 新日本石油ENEOS

守備型の2遊間はほしかっただけにこれはうれしい補強。
中川や柳田のアピールポイントは打撃ですからね。

ドラフト候補に挙がっているのは知っていたけど、
火曜日の試合では、9番でスタメン。
しかも上下のバランスがあまりよくなく、打球が外野まで飛びそうにない。
実際、昨年は年間で.220ほど。
「こりゃ、来年かな…」などと思っていたらビックリのドラゴンズ指名。

ここの監督は、近鉄でプレーし湘南ではコーチも務めたオリンピック戦士・大久保。
なので、アマとプロとの距離はよくわかっているでしょう。
その人が「足と守備は通用する」と言っているので、これは期待しましょう。


清水 昭信 投手 名城大学

この人の加入もうれしい話。
きっかけさえ掴めば、どのポジションでも勝負できる素材でしょう。
先述しましたが、コレという変化球を身に付けること。
ボールに力自体はあるので、もう1つ頼りになるボールの構築ですね。


西川 明 内野手 法政大学

内野はどこでも、外野もこなすユーティリティプレーヤー。
と言えば聞こえはいいが、ただの器用貧乏にならないように。
今ひとつ「ここで頑張ってほしい」というのがわからない選手。
とりあえず同い年の森岡のケツに火をつけてやってくれ。

西川は再び清水とプレーすることに。

いろいろあったと言われる法大から普久原に続き3年ぶりの指名。
それでも2人続けて最下位指名なのは何かあるのかな(笑)。


なお、育成ドラフトでは指名なし。
本当は巨人が指名したJR東日本の鈴木誠投手を指名したかったようです。

その巨人は育成枠で7人指名。
よっぽどプロに行きたいのなら別だけど、こと鈴木に関してはJRに残った方が幸せだと思うけどね。
まだ21歳と若いんだし、来年再来年に本指名のチャンスは十分にある。
今の巨人に行く選手はあまりうらやましいとは思わない。
育成枠についてはまたいずれ…。


今回のドラフトを振り返ると、ほぼ満点のデキなんじゃないですか。
中田部長いわく、「最終リストは10人」
そのリストのほぼ全員を指名することができたことになりますね。
そういう意味でほぼ満点。

あとは…、概ねイケメンが揃いましたね。
しつこいけど、見た目は大事ですよ。
ま、顔がいいだけでもダメなんですけどね。
矢口が好きだったのは顔だけじゃないし、福沢はあんまり好かなかった。

浅尾は意外にしっかりしているようだし、西川だって法政を優勝させた。
菊地も社会人出身と、ここまでは文句のない実績。
遊ぶのは全然構わないけど、メリハリをつけて真面目にやってほしいなと思う。
毎年切実に思うことだけど、せっかくプロ野球の世界に入れたのだから、1度は1軍の舞台に立ってほしい。
なので、今年の6人+高校生の2人。
みんな頑張ってちょーよ。



新外国人の話題。

中日、大物外野手2人をリストアップ

サミー・ソーサと韓国の李 炳圭。
ソーサは毎年どこかしら名前が挙がりますね。
正直、晩節を汚したというイメージがあって、いい気持ちではないです。
単純に見たいけど、それによって犠牲になるものが多い気がするし。

補強ポイントではあるんですけどね。
別にネームバリューに頼らなくてもなぁ。

李に関しては、韓国の野球事情か本人の能力は図りかねますが、ホームランの数がある年から一気に減っているのが気になるところ。
守備のタイトルをずっと獲っているのは見るべきところかな。

2人が候補だけど、ソーサは静観、李はちょっと本気と言った感じかな。
ソーサ・李(イ)選挙…ボソリ。
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2006年11月22日

大学・社会人ドラフトのこと

11月も下旬、ドラフト会議も終わり、
いよいよプロ野球の1年も終わろうとしています。

そんな中、今回のドラフトで指名された選手を、
見て思った範囲で、写真も混ぜつつやっていきたいと思います。
かなり長くなりますがよければお付き合いください。

各球団の指名選手はコチラ

中日ドラゴンズ
希望枠 田中 大輔 捕手 東洋大学
3巡 浅尾 拓也 投手 日本福祉大学
4巡 菊地 正法 投手 東邦ガス
5巡 岩崎 達郎 内野手 新日本石油ENEOS
6巡 清水 昭信 投手 名城大学
7巡 西川 明 内野手 法政大学

菊地 正法 投手 左オーバー
オーソドックスなサウスポー。
真っ直ぐは140キロ前後だが、スライダーなどの変化球を使い打たせて取るタイプ。全体的なまとまり、柔らかさがあり、どちらかと言えば先発タイプ。
チームには山本昌というよきお手本がいるので、プロの水に慣れれば先発として食い込んでくる力はある。

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岩崎 達郎 内野手 右/右
俊足好守のセカンド。
昨日の日本選手権1回戦では、9番セカンドでスタメン出場。
内野安打1本で途中交代となったが、守備ではわずかな機会ながら無難にこなす。
正直打撃は少し時間がかかるかといった印象。
ただ、個人的に、守備型の内野手補強は評価できる(熱望でした)。

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清水 昭信 投手 右オーバー
170cm中盤と上背はないが、背筋力を活かした剛球で打者をねじ伏せる。
タイプは一場。彼のようなキュッと曲がるスライダーあたりを身につければおもしろい。

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阪神タイガース
希望枠 小嶋 達也 投手 左オーバー 大阪ガス
チームでも主戦ではないので、1度しか見たことはありませんが、まだまだ線は細い。
真っ直ぐは相変わらずシュッと伸びるし、ブレーキのある変化球も使える。なので可能性はある投手だと思う。
投げるだけなので線の云々はあまり関係ないかも知れないのだけど。

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広島東洋カープ
希望枠 宮崎 充登 投手 右斜 ホンダ鈴鹿
2000年前後からドラフト候補に挙がり続けた右腕。
とは言っても、上手からスリークオーターにチェンジするなど、紆余曲折があった。
最大の武器は150キロを超える真っ直ぐ。
ただし、これでグイグイ押してバッタバッタと三振を奪うわけではない。
完投しても奪三振は5つほど。
あとはコレという変化球を身につけることがカギではないか。
一応カーブがあるけど、腕がタテ振りになるので、慣れられると後々やっかいになるのでは。

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3巡 上野 弘文 投手 右オーバー トヨタ自動車
東海地区を代表する剛腕。
150キロに迫る真っ直ぐに130キロほどのスライダー。
まとまった好投手から剛球投手に変貌したという印象。
高校時代から評判だったが、ようやくプロ入りにこぎつけた。
ショートイニングなら即戦力になりうる逸材。

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4巡 青木 高広 投手 左オーバー 日産自動車
愛知大学出身の長身サウスポー。
135キロ前後の真っ直ぐには角度はあり、100キロほどのカーブは2階から降りてくるよう。
先発中継ぎどちらでもOK。
ただ、自分が青木を見るときは、なぜか試合がもつれたり長くなってしまう。
プロで言ったら、星野伸之を素直にさせた感じなのかな…。
一時期フォームを崩していたけど、今年復調してきましたね。

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5巡 中東 直己 外野手 右/左 ホンダ鈴鹿
シュアーなバッティングに俊足を活かした広い守備範囲が持ち味。
個人的にはこの選手はいいイメージしかなく、
今年の都市対抗では5打数4安打、7月の交流戦では3打数3安打で実に8打数7安打で.875
きっちりとしたレベルスイングで、内外野の間を割る打撃が特徴。

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読売ジャイアンツ
3巡 上野 貴久 投手 左オーバー NTT東日本
チーム残留を表明していたが一転巨人から指名。
175cm77kgのずんぐりした体型から繰り出される真っ直ぐは重く、落ちる変化球も有効。
今年からはチームのエースに成長し、節目節目で耐えてきた精神力もある。
中継ぎと言うよりは、1試合をトータルで考えられる投手。


6巡 寺内 崇幸 内野手(ショート) 右/右 JR東日本
高卒5年目。
守備にしろ打撃にしろ見るたびに成長している。
守備範囲が広く、肩も強いため、深い当たりでも十分刺す力はある。
走塁も積極的で、どういった役割もこなすことができるのは強み。
直接のライバルは岩館あたりか。

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横浜ベイスターズ
希望枠 高崎 健太郎 投手 右オーバー 日産自動車
パワーのある高卒3年目の右腕。
150キロの真っ直ぐ、スライダー、カーブを操る。
この投手は昨年春のスポニチ大会が衝撃的。
だったが、課題はそのときと変わらず、制球力と引くときは引くのメリハリ。
下半身が硬いのか、低めへのコントロールが甘い。

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3巡 木村 雄太 投手 左オーバー 東京ガス
角度のある真っ直ぐは140キロを超えなかなか打ちづらい。
少しずつまとまってはきているが、まだまだ荒削り。
真っ直ぐで勝負できるが、それにこだわってしまうきらいも。
また、気が強く、相手打者をにらむ姿は印象的。気の強さでは、横浜の指名で大矢監督らを追い返したところでわかるかも。
と言うか、少し変わりものなのか?
うだうだ言わずにプロに行け。

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5巡 下窪 陽介 外野手 右/右 日本通運
俊足強肩巧打と3拍子揃った外野手。
今夏の都市対抗では首位打者に輝くなど打撃に力強さが出てきた。
経験値も高く、即戦力になれる選手ではあるが、横浜のポイントとなるとどうだか…。

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6巡 吉原 道臣 投手 右オーバー ホンダ
大田、角田など似たような投手が多いホンダの中でも、ボールの力は半歩抜け出た存在。
変化球はフォークボールがあり、三振が取れるタイプ。
どちらかと言えば中継ぎ向きか。



北海道日本ハムファイターズ
6巡 金子 洋平 外野手 右/右 ホンダ
積極果敢なパワーヒッター。
ファーストストライクからブンブンフルスイング。
ルーキー時代から4番に座るが、3年目にしてようやくプロ入りの話が。
今夏の都市対抗では、東京ドームの看板の上に直撃する1発を含む3ホーマー。
しかし最後の試合では4三振とどっぷり明暗。
それでいて逆方向に打つ柔らかさも併せ持つ。笑顔もステキ。
あまりプロ受けのするタイプではないことはわかっているが、だからこそ大化けしてほしい(ホンダ内定の4巡目・長野の関係もあるのかも知れんが…)。


西武ライオンズ
5巡 岩崎 哲也 投手 右サイド 三菱重工横浜クラブ
190cmを超える上背からバランスよく投げ込むサイドハンド。
ガタイのよさとは裏腹に真っ直ぐは140キロ弱。変化球も急速があまり変わらないスライダーが主。
ただそれを補って余りあるのが、粘り強さとピンチにも耐える熱いハート。
都市対抗で散々ピンチを救ってきたのは、投球術ではなく精神力だと思う。

また、大学時代は不甲斐ない投球に激怒し、ベンチ(壁だったかな)を殴打し指を骨折するというハプニングも。

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福岡ソフトバンクホークス
4巡 森福 充彦 投手 左オーバー シダックス
高卒1年目から柔らかさを武器に早くも頭角を現す。
小柄だが柔らかさがあり、球持ち、コントロールがよいのが特徴。
頭がよく、スイスイとインコースを突けるし、大舞台での経験も豊富で心臓も強い。
石川やシダックスの先輩武田勝など、軟投派のお手本はたくさん。
早い時期から戦力になるのでは。

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千葉ロッテマリーンズ
4巡 荻野 忠寛 投手 右オーバー 日立製作所
173cmの小柄な体を目いっぱい使って投げ込む力投型。
スタミナはたっぷりで完投する力もあり、どのポジションでも対応できる力もある。
変化球はどろんとしたカーブにチェンジアップ。
小さいオーバーハンドが投げる独特の軌道で沈む。


6巡 中郷 大樹 投手 右オーバー JR四国
JR四国の若きエース。
持ち球は最速146キロをマークした真っ直ぐに、緩いカーブとフォーク、スライダー。
真っ直ぐで空振りを取れるし、変化球でもカウントを整えられるようになった。フィールディングの甘さや、走者を置くと粘れない点何などは改善したいし、欲を言えばもっと低めに投げられるようになってほしい。
期待している投手だけに注文は多いです。

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オリックスバファローズ
希望枠 小松 聖 投手 右オーバー JR九州
完成度の高さから言えば、今ドラフトNo.1
ググググッと曲がるスライダーが大きな武器で、右打者は相当打ちづらい。
また、真っ直ぐでも勝負でき、試合を作ることができる。
尻上がりに調子を上げていくのも特徴で、タイプは先発である。

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東北楽天ゴールデンイーグルス
5巡 渡辺 直人 内野手(ショート) 右/右 三菱ふそう川崎
グラブ捌きの柔らかさ、スローイングの正確性などは社会人でもトップクラス。
打撃でもエンドラン、バントなど小技が利き、何でもできる。
かつてはスポニチ大会では7割以上の打率をマークしたことも。
守りでまずは評価を高めたい。


〜主な指名漏れ〜
池辺 啓二 外野手 新日本石油ENEOS
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中尾 敏浩 外野手 JR東日本
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新田 玄気 捕手 松下電器
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(出迎えを受ける10番)

宮川 智光 内野手 ホンダ鈴鹿
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山本隆司 投手 松下電器
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福田 康一 内野手 トヨタ自動車
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攝津 正 投手 JR東日本東北
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長々とありがとうございました。
雑感や違ったまとめ、昨日の日本選手権観戦記はまた別のエントリーでしたいと思います。
またお付き合いくださいませ。ありがとうございました。
posted by Wリポヽ(・∀・)ノ at 09:56| Comment(0) | TrackBack(3) | ドラフトのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月25日

高校生ドラフト 当日

となりました。

堂上直倫内野手、ドラゴンズ決定!!
いやー、昨日の心配が杞憂に終わってよかったっす。
もしかして、当たりクジ引くのを見るのは初めてかも?
感動しました。あ〜、よかったよかった。
残り物に福がありました。
ひとまず、今回のドラフトは、堂上を引けただけで成功でしょうね。

その他の1巡目指名。
楽天:○田中将大
オリックス:×田中将大→延江大輔
ロッテ:○大嶺祐太
ハム:×田中将大→吉川光夫
ソフトバンク:×大嶺祐太→福田秀平
西武:×増渕竜義→木村文和

横浜:×田中将大→北篤
広島:前田健太
巨人:×堂上直倫→坂本勇人
ヤクルト:○増渕竜義
阪神:×堂上直倫→野原将志
中日:○堂上直倫

指名選手一覧はコチラ

ドラゴンズは、堂上に続き、横浜高校の福田永将捕手(今回はやたらと“将”の字が目立つな)を指名。
全2選手の交渉権を獲得しました。

この福田捕手も、一時はドラゴンズの1巡目候補まで挙がった選手。
最後の方で不利ではありましたが、よく指名できましたね。
また、捕手と言えば、岐阜・中京高校の高森勇気は横浜が指名。
今ドラがほしいのは、あくまでも“キャッチャー”で、恐らく高森は野手として評価したのでしょうね。


現在、ファームを見ていても、補強ポイントは捕手。
5年目の前田が最年少ということで、この下の世代がほしかった。
そういう意味では、大舞台での経験も豊富な捕手が獲れたのは大きい。
その前田も昨日、ファームで1発を打っているし、早くも競争が楽しみ。


次は、右打ちの2遊間。
現在は、森岡、澤井、鎌田の左打者に、右は柳田、中川という陣容。
どちらかと言うと、左右で見事に二極化した2遊間に一石を投じたい。
停滞している森岡、中川の火付けに、澤井、鎌田の意地を引っ張り出すために。
堂上が入って活性化すればいいな。
ただ、ドラフト1位が並ぶのを見るのはちょっと複雑…。

堂上は、今年は徹底マークをされ、打撃が崩れているところはあるでしょう。
何も焦ることはないので、じっくり作っていってもらいたい。


まずは、お2人さん、おめでとう。
と、言うか、よろしくね。


に、しても、当たりクジを引くのを見れるとは。
それも堂上の時に…。
posted by Wリポヽ(・∀・)ノ at 14:29| Comment(2) | TrackBack(6) | ドラフトのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月24日

高校生ドラフト前日

分離ドラフトとなり2年目。
2年目の高校生ドラフトがいよいよ明日となりました。
「進路決定のために早く!」という高野連の要望も受け入れ、今年はシーズン真っ只中に行われることに。

「あと○日か。うまく堂上をまるめこめよ」なんて思ってたのに明日ですか。早いですね。

現在の予想では、
愛工大名電の堂上直倫内野手に中日、阪神、巨人
駒大苫小牧の田中将大投手は日本ハム、オリックス、楽天、横浜
鷲宮高校の増渕竜義投手は西武、ヤクルト
PL学園の前田健太投手は広島、ロッテ
ソフトバンクは八重山商工の大嶺祐太投手
とのことです。

結局3球団での競合となりそうな堂上。
うまくまるめこむことはできませんでしたね。
やっぱり堂上はほしい。
ただ、個人的には、今は新井も出てきたし2遊間も磐石。森野もいる。
客観的に見ると、どうしてもほしい補強ポイントではないんですよね。
あとは、この選手にどれぐらいの球団が興味を示すのかっていう単純な興味もあったし、この結果は仕方がないかなという感じ。
普通に考えて日本を代表する人気球団ばかりから指名されるんだからすごいこと。

ほしいっていうのは、選手としてもそうだし、
スター性や、やっぱり中学、小学生の頃からテレビなどで見ていたし、肉親・兄弟まで囲っているのでね。
そういう道義みたいなのは通してほしいなっていうのがある。
でも、今回はもうスカウトの失態でしょ。
努力してるのはわかるけど、“逆指名”させられなかったのはもう大失態。
逆に、それだけ直倫クンが中日に興味がないのかも知れないんですけどね。
春先に、「まぁ、他球団も事情を知ってるし手を引くでしょう」ってことを言ってるのを見て、まずいなとは思いましたが…。
(で、夏に「競合も仕方ない」となって本格的に。)

そう考えると、ソフトバンク(ダイエー)はすごいなぁと。
今回も例によってオリックスがちょっかい出しかけましたが、希望通り単独で行けそうですもんね。
大・社でも近大の大隣を獲るって言うじゃない。すごいなぁ。


あとは、巨人の節操のなさと言ったらもう。
去年から「来年は駒大苫小牧の田中君で行きます!!!!」って言っておきながら、直前になって「現場が野手をほしがってるから…」って方向転換。
しかもその間、早実の斎藤クンにまで興味を示してる。
「その年最高の選手を獲るのが巨人のやり方ですから!」って、田中の気の毒なこと。
いや、ある意味では、去年から行く!って巨人が言うことで、ブランドが上がったところもあったでしょう。
もう、巨人はスカウト要らないよな。
インターネットをパチパチやって、お土産入りのジュラルミンケースさえあればいいんじゃないの。
ホント、みっともないわ。


中日のウェーバー順は11番目。
もし外れても、できれば地元の選手に行ってほしい。
三重高の梅村とか、中部大一の朱とか。
あとは顔のいい選手。

もちろん、当たりクジを引ければいいですね。
明日はドキドキしながら吉報を待っていますよ。

今回のドラフトは、モロに分離の影響を食らってる感のある中日。
通常だったら、阪神は小嶋に行って、巨人はまぁそこらの選手に行ってとなるわけで。
大・社ドラフトでは、希望枠で東洋大の田中捕手を指名するみたいですが、すっきり発表できないのは、高校生ドラフトの絡みもあるからでしょう。
堂上外したら、横浜か智弁のキャッチャーを指名する可能性もあるわけだし。
ホントに今年ほど分離が憎いのはない。


でも、この時期にドラフトをするってことは、
もうある程度整理対象選手は決まってるんだろうなぁ。
いよいよ別れの季節が本格的に近づいていますね。

posted by Wリポヽ(・∀・)ノ at 23:26| Comment(2) | TrackBack(1) | ドラフトのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月19日

配属先:名古屋支部

昨日のドラフトから一夜明けて、改めてドラゴンズの指名選手を。

希望枠 吉見 一起 投 21歳 右/右 トヨタ自動車
3巡目 藤井 淳志 外 24歳 右/両 NTT西日本
4巡目 新井 良太 内 22歳 右/右 駒沢大
5巡目 柳田 殖生 内 23歳 右/右 NOMOクラブ
6巡目 斉藤 信介 投 23歳 右/右 NTT西日本
7巡目 佐藤 亮太 当 22歳 左/左 国学院大

希望枠の吉見は、まずは焦らずじっくり体作りをしてもらいたい。
モノはいいので、自分を見失わず、息の長い投手になってほしい。
持ち球は、スライダー、カーブ、フォーク、シュートだそう。
金光大阪高校時代は、同校を初のセンバツに導くが、現中日の森岡率いる明徳義塾に初戦敗退。
トヨタ自動車時代、昨年の都市対抗では2試合(NTT信越クラブ、ホンダ)に先発し、
12回(6)を被安打10(6)、奪三振4(0)、与四死球6(1)、自責点1(1)。 ()内は最初の登板。
その中で、昨年の最初の登板を見ました。
初回先頭打者に本塁打を浴びるものの、以降は粘りの投球。
球速は135キロ前後。奪三振は0だが、与四死球も1つと、丁寧な投球が光った。
今年の都市対抗はヤマハの補強選手として出場。ホンダ戦に登板したが、打者2人に2安打を浴び降板。
吉見は、出身地は福井県と表記されるが、福井県にいたのはごくわずかで、大半は大阪で過ごしたよう。
そのため、野球留学と勘違いされることがイヤなのだとか。

3巡目の藤井。
高校は地元愛知県の豊橋東。筑波大を経て、NTT西日本に入社。
公称は181センチ76キロだが、本当にそれだけあるのだろうか。
都市対抗1試合しか見てないけど、72ぐらいしかないような。そうでもないような。
打撃はまだまだか細いところはあるが、この選手の最大の見所は肩。
バックホームは絶品で、コントロールもなかなか。
ドラゴンズでのライバルは森野ではなく、上田の方かな。タイプはやや被る。
今夏の都市対抗では、初戦の三菱重工長崎戦で7番ライトでスタメン出場。
2打数無安打1三振だったが、ディレードスチールを決めるなど、守走で目立った。
ちなみにこの日の勝ち投手が6巡目指名の斉藤。
続く2回戦・日産自動車戦も7番ライトでスタメン。
この日は4打数1安打1打点。その1本は来年のドラフトの目玉・高崎健太郎からの1発。
さらに、ちなみに、初戦のバックネット裏。
この藤井や斉藤が出場する中、ドラフト家・小関せんせいはコクリコクリとお昼寝中。ひどいぜ。

4巡目の新井良太。
お兄さんは言わずと知れた広島の新井。
広陵高校時代は2度センバツに出場。2年生時は、のちに巨人に入団した川本とともに1勝。
3年時は主将、主砲として帰ってくるが、初戦で東福岡に敗退。
この試合に勝てば、次は都築や近藤らのいる日大三高。日大三高は真田の姫路工業に勝っての進出。
駒沢大時代は、1年春から4番に座る。
通算成績は、打率は2割台前半ながら、本塁打は東都リーグ歴代7位となる14本塁打。
2部降格も経験し、2部では3割台中盤の高打率。しかし1部に上がると大スランプ。
ここら辺は兄に通ずるところか?
4年時は主将を務めるなど、人望に厚く、コメントなどを見ていると人情に厚い。
ここら辺も兄に通ずるところか?
時間はかかるかも知れないが、まずは、ファームでがっちり定位置を獲ってほしい。

5巡目は柳田殖生。NOMOクラブ初のプロ野球選手。
球歴は、福知山商(現在は福知山成美に変更)−デュプロで2年間プレー−1年間の浪人生−NOMOクラブ1期生として入団。
高校時代は、99年の夏に4番ショートとして同校の初の甲子園出場に大きく貢献。
初戦の盛岡中央高校に勝ったが、2回戦で千葉・柏陵に惜敗。
社会人、デュプロ時代は、現阪神の藤本と二遊間を組んだ事も。
NOMOクラブでは、今夏初めての都市対抗に出場。
開幕試合のJR東日本戦に1番ショートでスタメン出場し、4打数1安打。
JR先発の松井(ヤクルト3巡目)からいきなりレフト線への2ベースを放ち意地を見せる。
チーム全体守備が松井に手こずる中、唯一どの打席も打球を引っ張り込む。
守備では、まずまずの動きで、地肩は強いかな?という印象。
どちらかと言うと守備型の選手のようで、これは自分好みです。
悪い言い方をするけど、中川のかませ犬としてまずは存在意義を発揮してほしい。
そうなれば、下のレベルも上がるんじゃないかと見ている。

6巡目は斉藤信介。高松一高校−龍谷大−NTT西日本。
大学時代も快速サイドとしてドラフト候補に挙がる。
主な実績としては、4年生の秋に神宮大会ベスト8進出。秋のリーグ最優秀投手、地区代表の決定戦MVP。
ある年の大学選手権では、現阪神の杉山、元中日の植に挟まれて登板したことも。
社会人では、1年目の都市対抗は登板なし、2年目は2試合合計4・1/3(4)回、被安打5(2)、奪三振0、与四死球2(2)、自責点5(2)。 ()内は1試合目。
初戦は、コントロールはあまりよくなく、球は高めに集まる傾向があったが、
とにかく力強い真っ直ぐでゴリゴリ押した。そのため、フライアウトの山、山…。
登板直後に1発を浴びたり、勝ちを目前ににしてバタバタするなど、どうも気分屋的なところもあるのだろうか。
続く2回戦では、広島3巡目指名の梵に2ランを浴びるなど、1/3を自責点3。
春先の評価を考えると、よくこの順位で取れたなと思う反面、それだけ評価が下がっているのも事実。
しかし、体は強く、素材はいいだけに、しっかりフォームが固まれば大化けの可能性もあるのではないか。

7巡目は国学院大学のサウスポー、佐藤亮太。身長は186センチ、体重は80キロとなかなかの体躯。
ここのところ、広島の梅津を始め、社会人球界にも好投手を輩出する国学院大学。
佐藤は、国学院大出身に多く見られるサイドスローではなく、左のオーバーハンド。
東都二部で、春は5勝、秋は3勝。真っ直ぐの最速は144キロだそう。
この選手をどう調理するのか、これは気長に見守りたいです。
関東学院大から7位で入った、白坂というサウスポーを思い出しましたね。
当時は、この投手を獲れたことが、このドラフトの成功点だ。とか言われてましたね。
「目標はオールスター出場!」。台湾に行かされたり、下でも満足な結果を残す事はできなかった。
佐藤の活躍を期待しています。


今日から大阪ドームでは社会人野球の日本選手権が開幕しました。
第1日目の結果は以下の通り。
鷺宮製作所3−2三菱重工神戸
東海REX3−0JR四国
日本生命2−1シダックス
詳しくはスポニチで。

この中でもちろん注目すべきは洗平を擁する東海REXです。
大会直前の毎日新聞の特集では、監督からも、成長した左腕として名が挙げられた洗平。
詳細はまだ不明ですが、今日は、見事に完封リレーの一翼を担ったようです。ナイスピッチ!
2回戦の日本生命戦も期待してますよ。

あらいだいら.jpg
posted by Wリポヽ(・∀・)ノ at 22:16| Comment(0) | TrackBack(0) | ドラフトのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月18日

大・社ドラフト

大学生、社会人選手を対象としたドラフト会議。
指名選手一覧は、コチラ
その中から見たことのある選手を自分なりにちょこちょこと書きたいと思います。

〜セリーグ〜
○中日
希望枠 吉見 一起 トヨタ自動車 投 右/右
スリークオーターからの真っ直ぐ、スライダーが武器。
球持ちがよく、打者の手元でキュッと伸びる。
入団後は、しっかりとした体作りとフォーム固めが必要か。
巨人の真田のよかった頃に似てるかなという感じ。

3巡目 藤井 淳志 NTT西日本 外 右/両
線が細く、打撃はまだ少し頼りない。が、肩と足には目を見張るものがある。
特に、肩は、これは社会人球界でも屈指。コントロールも悪くない。
また、ドラッグバントや、ディレードスチールなど、頭のよさも見せる。

5巡目 柳田 殖生 NOMOクラブ 内 右/右
同クラブから初めてのプロ選手。
今夏の都市対抗では、松井(ヤクルト指名)からレフト線へ鮮やかな2ベースを放つ。
トップバッターとしてチームを牽引した。

6巡目 斉藤 信介 NTT西日本 投 右/右
腕を大きく振り、渾身の力で真っ直ぐを投げ込んでくる。
今は腕の位置で迷いがあり、少し時間がかかりそうか。
それでも、体に力はあり、フォームが固まれば大化けの可能性も。


○横浜
希望枠 高宮 和也 ホンダ鈴鹿 投 左/左
上背はないが、理想的なフォームからキレのあるボールをミットにおさめる。
スライダーとともに大きな武器となるのが、左打者のアウトローの真っ直ぐ。
先発でも中継ぎでもこなせるが、乗ってくればスイスイ行く。イメージはフィット(?)。

4巡目 三橋 直樹 日産自動車 投 右/右
80年生まれの、いわゆる松坂世代。今夏の都市対抗の決勝戦では先発の大役。
硬さがあり、本来の力が発揮できなかったようだが、それでも、徐々にほぐれてきた中盤からは、真っ直ぐとスライダーのコンビネーションが光った。
どちらかと言うと、打たせてとるタイプのようで、いかに序盤からリズムを掴むかどうか。


○ヤクルト
3巡目 松井 光介 JR東日本 投 右/右
145キロ超の真っ直ぐでグイグイ押したかと思えば、ストンと落ちるフォークボールで打者を幻惑させる。
社会人球界のエース、全日本のストッパー。気合の入りようもすごい。
今まで身長がネックとなっていたが、今夏のNOMOクラブ戦では見下ろして投げていたのが印象的。
やっと声がかかったプロの世界。大きく羽ばたいて欲しい。


○巨人
3巡目 栂野 雅史 新日本石油ENEOS 投 右/右
まだまだ全体的に制球は甘いが、真っ直ぐには威力があり魅力がある。
変化球は、大きなスローカーブを持っている。これが決まれば相手は苦労する。
ただ、体のキャパシティはあるが、まだまだできてない。
体ができたらどれぐらいになるのか楽しみではあるが、まずはしっかりと体力をつけて、フォームを固めたい。

5巡目 脇谷 亮太 NTT西日本 内 右/左
プレーに勢いのある突貫小僧。守備位置はセカンド。
守備でも走塁でも「アレッ?」っていうチョンボを見せたかと思えば、
「アラッ!」と思うようなプレーも平気でする。
左打ちの内野手がいないチーム事情から、出番は早いか?


○広島
3巡目 梵 英心
バットを短く持って、ガツン。俊足・好守。
盗塁、バント、右打ちなど小技も利きまくり。
守備でも、ショートからの強肩は見所いっぱい。
プレーに何かと華がある選手である。
バットを短く持つサマは、元西武の辻発彦を思い出させる。


〜パリーグ〜
○ロッテ
4巡目 川崎 雄介 JR九州 投 左/左
候補に挙がったのは、ここ最近だったけど、なぜもっと早い段階で挙がらなかったのかが不思議な投手。
球速こそ140キロ弱だが、左右問わず胸元を突けるのが強み。
変化球は、右打者の足もとに食い込むスライダー。丁寧な投球が光る。
欲を言えば、もう少し球に力がほしいところかな。

5巡目 古谷 拓哉 日本通運 投 左/左
スリークオーターからの真っ直ぐと、大きくクロスするカーブが武器。
左打者に対しては、大きなカーブと外の真っ直ぐで勝負する。
ハマれば左打者はそうは打てない。


○ソフトバンク
3巡目 藤岡 好明 JR九州 投 右/右
体をいっぱいに使って、サイドから勢いのあるボールを投げ込む。
どちらかと言うと、荒れ球でコレという決め球には欠けるが、お構いなしにどんどん攻め込んでくる。
イメージは横浜の加藤。真っ直ぐは140キロ台を軽く出す。

5巡目 本多 雄一 三菱重工名古屋 内 右/左
柔らかい打撃、軽快な守備にはセンスを感じるが、まだまだか細い。
都市対抗では同い年の栂野(巨人指名)にまったく歯が立たなかった。
本当の意味での体力をつけてからが勝負となるのでは。
ただ、同じ細身の川崎や明石などがいて、環境としてはいいのではないか。

○日本ハム
4巡目 武田 勝 シダックス 投 左/左
シダックスの左腕エース。どの球種でもストライクを取れるのが特徴。
真っ直ぐの球速は130キロちょっとで、勢いというよりはキレで勝負するタイプ。
生命線は外のスライダー。試合を作るセンスはある。

5巡目 小山 桂司 シダックス 捕 右/両
打撃はまだまだこれからだが、肩には見るべきものがある。
まだ、レギュラーに定着し、日は浅く、リード面もこれから伸びるはず。


○楽天
4巡目 河田 寿司 三菱重工長崎 捕 右/左
どちらかというと打撃先行型かな。がっしりした体躯から力強いスイング。
昨年の都市対抗では、野間口の真っ直ぐを完璧に捉えてバックスクリーン横へ。国際経験も豊富。

6巡目 木谷 寿巳 王子製紙 投 右/右
オーソドックスな右のオーバーハンド。カッターのようなボールと落ちるボールが持ち味。
どのポジションでもこなせるため、使い勝手はいいのではないか。

8巡目 草野 大輔 ホンダ熊本 内 右/左
170センチと小柄ながら、鋭いスイングでなかなかのパンチ力。
数々の移籍を乗り越えた精神力。国際経験もあり、1年目から勝負できるか。


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横浜4巡目 三橋 直樹

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巨人3巡目 栂野 雅史

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広島3巡目 梵 英心

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ロッテ4巡目 川崎 雄介

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ロッテ5巡目 古谷 拓哉

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ソフトバンク3巡目 藤岡 好明


最後に…
参考試合が絶対的に少ないので、正当な評価などは、いろいろなドラフトサイトでご確認ください。
アマをプロへの供給源とは見ていないけど、今年は、このドラフト方式のお陰で、
プロへと進む選手が多いようです(逆にチームはたまらんだろうなぁ)。
それだけ競争は激しいけれど、みんな1軍へ上がれることを期待しています。


posted by Wリポヽ(・∀・)ノ at 17:02| Comment(2) | TrackBack(3) | ドラフトのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする