夏が終わりました。
今年も約2週間、しっかりとドームの夏を堪能できることができました。
めでたしめでたし。そしてありがとう。
さて、第77回都市対抗野球は、秋田県にかほ市代表・TDKの初優勝で幕を閉じました。
TDKの試合は、2回戦のJR東海戦で初めて見ましたが、正直ここまで勝ちあがってくるとはって感じですね。
それゆえに、決勝進出チーム予想クイズに○つけてないんですもの(締め切りは1回戦終了時)。
でも、JR東海の試合でも、突出した選手はいないけど、
一体感があって粘り強い野球やるなぁという印象はありましたね。
また、船木監督の采配が当たる当たる。
JR東続とTDKの試合では、「監督の運や眼力がないと厳しい」と書きましたが、TDKの監督にはあったですね。
とにかく、投手起用は当たるし、代打や代走の用兵が非常にうまい。
この監督はあまりバントが好きではないようですが、必要とあらば代打を使ってサッと送ってくる。
昨日の準決勝では、ヒットを打ってる選手に代打を送り、その選手が中押しのソロ本塁打。
やっぱりトーナメントで勝つには、采配に運も必要ですね。本当に実感しました。
また、そういう采配が当たることで選手も納得するしチームに勢いが付いてくる。
そこから、「一戦一戦力をつけていった」ことになるのでしょうか。
昨日の試合も、最初1-5になって、徐々に追いつき、ついに4番の満塁弾で逆転し7-5。
最後は2点差に迫られ尚も2死2,3塁。
そこで相手打者の打球はセンターに抜けるもセンターからのバックホームで2塁走者憤死でゲームセット。
すさまじい展開で、TDKの選手が打ったり抑えたりするたびに飛び上がってたし、震えが止まらなかったすよ。
そんなこんなで迎えた今日の決勝戦。
相手は日産自動車。
TDK、今大会の特徴は点を取られてから強いということ。
今日もそのジンクスを遺憾なく発揮し、点を取られては取り返し4-3。
守る方では2試合連続の先発となったエース野田が前夜KOの雪辱を果たす9回完投勝利。
今まで77銀行とかの補強で何度か見てきたけど、10年目の出場となる今回、自チームで出て、しかもMVPとなる橋戸賞受賞。
こういう巡り合わせってあるんだよなぁ。
そして、新人賞を受賞した田口投手。
東洋大出身の170センチの右腕。球速は140キロは出るしなかなか小気味のいい投球が持ち味。
知らないで書くけど、たぶん大学時代は目立たない投手だったのだと思う。
そういう投手が秋田のチームに来て、いきなり大舞台で賞を取っちゃった。
本当に何があるのかわからないよね。
逆に言うと、TDKなどは、いかにそういう埋もれている選手を見つけてくるかがカギだけど、よく見つけてきたなと。
TDK、来年は追われる立場になるけど、またドームで会いたいな。
本当にお疲れ様でした。
今日のスタンドの雰囲気もすごかった。
ほぼ自発的に選手のコールが起こるなんてあまり見たことがない。
最後の「野田コール」とかしびれたよ。
あんな雰囲気でできる選手は最高だろうな〜。
最後に、日産についてもあえて。
2年連続準優勝はさすがの一言。
でも、石畝に代えて高崎ってのはちょっとミスだったんじゃないかな。
同じタイプの投手だし、相手は左だし…。まぁ結果論だけどさ。あれはな。
ただ、ニュースの扱いがほとんど「ドラフト候補の高崎が打たれ〜」で萎えた。
結局、アマ野球ってのはそういう見方しかされないのかな。
あと日産では、スポニチ大会で見た野村や市丸という若手を都市対抗でも見たかった。
これは来年の楽しみ。
○自ら選ぶ今大会のベストナイン〜♪
では僭越ながら。見た中を中心に印象的な選手を中心に
投手:田口篤史(TDK)小柄ながら勢いのいい投球でJR東続を止めた!ホンダを止めた!決勝進出も決めた!
(次点:小西正則(ヤマハ)開幕、東芝戦での100球を超える好リリーフ)
捕手:井川良幸(三菱ふそう川崎)見事な強肩で走者に仕事をさせない。日通戦では貴重なタイムリーも
(次点:新田玄気(松下電器)初戦敗退も2ホーマー。強肩は折り紙つき。西山みたいなタイプ?)
1塁手:佐々木弥(TDK)JR東続戦では追撃ソロ、日通戦では大逆転満塁弾。34歳のコーチ兼任が大仕事。
(次点:小山豪(日産自動車)トヨタ戦では勝負を決定付ける弾丸アーチ。ここぞで頼れる4番)
2塁手:吉岡聡(ホンダ)守備の細かいミスはあるが、トップバッターとしてチームを牽引。盗塁も決めるリードオフマン。
(次点:座喜味大河(三菱自岡崎)キャプテンとして攻守にチームを引っ張り昨年に続き1勝を挙げる)
3塁手:高橋利信(TDK)七十七銀行から補強の強打者。佐々木とのベテランコンビで勝負強さを発揮。
(次点:岡野勝俊(ホンダ)2試合連続ホーマー。小柄だがきれいなスイングは吉村禎を彷彿とさせる)
遊撃手:渡辺直人(三菱ふそう川崎)堅実な守備に相変わらずの安打製造機ぶり。大型打者が揃う中で2番としてきっちり役割を果たす。
(次点:寺内崇幸(JR東日本)小技も守備も充実し昨年よりの成長を実感させた。若きチームリーダーに)
外野手:
金子洋平(ホンダ)ニチダイ戦では満塁を含む2アーチ。岡崎戦でも特大の1発。しかし最後は4三振というのも金子らしい。
下窪陽介(日本通運)ホンダ鈴鹿戦では延長に決勝の2点タイムリーを放つなど名実ともに4番に成長。都市対抗首位打者。
落合成紀(JFE東日本)西濃運輸戦では9回2死に値千金の同点アーチ。2年目となる今季、トップバッターでチームを牽引。
(次点:吉浦貴志(日産自動車)打棒にますます磨きがかかる。が、落球グセは相変わらず…。)
指名打者:青山眞也(JR東続)TDK戦では2本塁打。4番打者の仕事をきっちりと果たした。
(次点:宮川智光(ホンダ鈴鹿)大事な場面でタイムリー2本と存在感をアピール)
マスコット:スギッチ(秋田県 TDK)No.1ゆるキャラとして巷で大人気。試合中はお立ち台の上で大はしゃぎ。ちょっとドアラチックな動きに1票
(次点:本田宗一郎(狭山市 ホンダ)創業者を空気人形にするというセンスがまずすごい)
どうだったでしょうか。
見た試合中心なので偏りもありますけど、まずまずのメンバーではないかな?
都市対抗は最後にも記したけど、マスコットの競演も見所に1つ。
今年もたくさん会えてよかったです。

スギッチ

スギッチ、なまはげ、チアさんの共演

ホンダのマスコット

