日本シリーズの興奮も冷めやらぬ京セラドーム。
ここで吉田正尚の特大ホームランが…などと想像するのも、また楽しい。
ちょっと武者震い…と思い起こされる感動がそこにありましたが、
もう熱気は冷めてしまったのか…というぐらい、相変わらず日本選手権のドームは寒い。。
その中で、社会人野球の二大大会が行われております
SUBARU
010 010 000=2
001 000 101=3
Honda熊本
ス)阿部、川上、手塚−笹谷
ホ)横川、片山−丸山、竹葉
■試合結果はコチラ
Honda熊本の見事な逆転サヨナラ勝ち
SUBARUの残念なサヨナラ負け
ここ近年の実積では上回るホンダ熊本ですが、
相手のチャンスを粘り強く凌ぎ、またここぞの場面で決める勝負強さ。
さすがのチーム力を見せた一戦。
投げては都市対抗でも好投を見せた横川が序盤を乗り切れば、
中盤からはベテランの域に達した片山(駒大)が、その味を存分に。
打つ方でもチームの顔ともいうべきショートの稲垣(明豊)や若手捕手の丸山(熊本工)など幅広い選手層。
特に稲垣は4打数4安打、最後はサヨナラの一因ともなる四球を選ぶなど、とにかくよく働きました。
稲垣も高卒11年目のベテランですが、その中心が輝く中で、
高卒4年目の丸山が先発マスクを被るなどいい循環だと思います。
一方でスバルは久しぶりの二大大会となりましたが、
その試合運びの脆さが全面に出てしまった感じでした。
中盤までは優位な展開でしたが、同点のきっかけとなったエラー、
追加点の好機の拙攻、いずれもイニング途中から継いだリリーフ陣の誤算など。
これを糧に…となればよいですよね。


手塚


稲垣

片山


