一軍二軍共、残り試合は数えるほどになりました。
残りのシーズンで少しでもチャンスを掴もうとするもの、
プロ野球選手に別れを告げるもの、来季を見据えるもの。
さまざまな感情が入り混じるこの時期です。
阪 神 162 000 000 = 9 12H 3E
中 日 010 200 001 = 4 9H 4E
阪神)藤浪(6)、福永(1)、歳内(1)、高野(1)-長坂
中日)勝野(1.2/3)、濱田(1.1/3)、ブリトー(1)、笠原(1)、伊藤準(1)、佐藤(1)、田島(1)、浜田(1)-桂、杉山
この試合、阪神は復活を期す藤浪が先発。
6回を投げて8安打6奪三振3失点。
課題である制球力は亀澤への死球1つという結果でした。
初回こそ最速154キロをマークするなどスピードボールが目立ちましたが、
2回以降は丁寧にまとめあげたというところでしょうか。
ただ、相手打線も右打者は捕手の桂だけという状態ですし、どこまで課題解消かと言うと、よくわからないところもありますね。
昨年の大野もそうですが、ただファームで登板機会をこなしているだけというか、今ひとつどのようにシーズンをクローズしていくのか見えない感じではありますね。
また、試合途中には大谷翔平と共に高校BIG3と称された濱田との投げ合いとなる場面も。
濱田もスピード自体は140キロ前後を計時し、ボールそのものは戻ってきているのだと思います。
後はケガをする前からそうですが、アウトの取り方ですね。
制球力も弱いけど、こういう形で打者を打ち取るという道筋が見えないので、どうしても粘られると根負けをしてしまう。
見ていても、初登板初完封のピッチングに憑りつかれているような、そんな風にも見えてしまいました。
打つ方では3番ショートの根尾が3安打1打点。
しっかり真っ直ぐを叩いたかと思えば、最終打席ではきっちり三遊間。
早いカウントから勝負に行けるのはいいことだと思いますし、打球も上がるようになってきましたね。
物怖じするタイプでもないと思いますが、高校の先輩である藤浪に積極的に行けるあたり、さすがの心臓だと思います。
ただし、守備では送球エラーが2つ。
どうしても動きがある中でのスローイングはまだまだ課題というところでしょうかね。
スタメン
武山と岡崎。
1学年違いですが、もうベテランの域です
1塁スタメンの溝脇とA.マルティネス
前髪と襟足
ふぁさ〜
いろいろな選手に声掛けして、偉いと思います。A.マルティネス
先発はルーキー勝野でした。
真っ直ぐはキレがありますが、如何せんストライクとボールがはっきりしすぎました。
特に変化球が高めに浮く。
真っ直ぐは多くがベルト付近、となればやっぱり狙われます。
ベルト付近に集まるには悪くはありませんが、そこから落とす、曲げるなど工夫がもっと見たかったですね。
悔しいマウンドになりました。
熊谷は右打ちに専念
2年目の島田海吏
近本にぐっと出られちゃいましたが、この人も一軍定着を果たしてほしい選手です。
藤浪
根尾の第一打席は右中間を破る3ベース
グラブで1塁を守る溝脇
変則シフトではありません
2番手は濱田
友永はこの構えから
ライト前へのタイムリー
2イニング目に2失点
高校BIG3の投げ合いに
ブルペンからの暴投で
2打席目はセンター前へ
3番手は育成枠ブリトー
1イニング無失点でしたが、真っ直ぐは最速で141キロほど。
来季はどこにいるのでしょうか。。
高卒ルーキー小幡。
バットで存在感
笠原は1回無失点。
開幕投手を務めたシーズンでしたが、病気もあり苦しみました。
この日は真っ直ぐ、チェンジアップのコンビネーションという持ち味は発揮しましたが、改めて長いイニングを投げられるよう感覚を取り戻していくことでしょうね。
溝脇と島田は九州学院の先輩後輩。
先ほどの間違い探しではありませんが、試合途中からA.マルティネスのファーストミットを使用しています。
伊藤準規はこのほど復帰してきました。
8月のピッチングは素晴らしかったですが、まだまだ戻ってきている段階という感じでしたね。
佐藤
昨年抑えも務め、今季は非常に入り方が難しいシーズンだったと思います。
器用であり不器用といいますか、しっかりと本人と首脳陣がどこのポジションがやりたいか、または合っているのか。
しっかり詰めてやっていってほしいですね。
2番手福永は150キロに迫る力強いボールが光りました。
体型や投球スタイルなど、以前40番を付けていた桟原を思い出しました。
田島
ベテラン岡崎は代打で登場
歳内は1回を完璧に抑えました。
真っ直ぐも140キロ台中盤と力がありましたね。
最終回は浜田が1回無失点
最終回は高野でしたが
代打武田に死球を与え
根尾のタイムリー
今シーズン最後のタイガース戦でした